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寒い季節となると、どうしても気になるのが「唇のアレ」。
唇が乾燥していると、唇に違和感があるし口紅もキレイにつきません。
その為に、寒い季節はリップクリームで唇を保護します。
リップクリームは各社より発売されていますが、
「唇の温度で溶けて、油膜をつくり唇を保護」
という面では大きな差はありません。
しかし、口紅同様「唇の感触」に大きな違いがあります。
御自身の唇につけてみてフィーリングのあった
リップクリームを選ばれるといいでしょう。
また、もし「唇がアレてしまった時」の対処は、
油膜をつくり唇を保護しながら唇の皮膚の再生を促します。
この時の油膜はリップクリームのように「薄く軽い油膜」ではなく
「薄く重い油膜」で油膜が取れることを少なくします。
そこで使われるのは、口紅の材料としても使われている
白色ワセリンー少し粘着力がありツヤのある、柔らかいオイル。
薬局で安価で販売されていますーを使います。
白色ワセリンは唇の皮膚に浸透せず保護してくれます。
まず、白色ワセリンを唇に付けて指の腹で軽く螺旋を描くようにマッサージします。
そして剥がれてくる皮膚（指に付いたりワセリンに混ざっている皮膚）は
優しくテッシュで拭います。それ以外の「めくれた状態の皮膚」を
自分で剥がすのは厳禁です。剥がして出血する可能性もありますし、
最悪の場合「出血場所から腫る」こともあります。
この方法は速効性はありませんが、就寝前に数日間続ける事で
キレイに唇のアレが改善されます。またリップクリームも同様ですが
「ヨコにつけずタテにつける」と唇のタテシワの中にも入り込み効果的です。
また、唇のアレの予防として
「唇に塩分を残さない」「唇をなめるクセがあれば控える」
「布団や枕に唇をつかないようにする」「ビタミンの摂取を心掛ける」
「唇を乾燥させない」などが挙げられます。
美しい唇は、どんなに美しく演出されたリップカラーでもかないません。
常に美しい唇を心掛けましょう。
 【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁
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