自然素材を使った、メイクアップ&基礎化粧品やボディケアやヘアー関連製品の 「手づくり化粧品」...その作り方やレシピを公開しているサイトや原材料を 販売しているサイトが増えてきているようです。
また、東急ハンズなどでも専門のコーナーがあり、今まで謎めいたコスメティック がぐっと身近になり、親しみやすくなるでしょう。
化粧品は2001年4月より全成分を表示することと義務付けられましたが、 この化粧品成分自体、一般の方には内容不明でしかありませんでした。
また、この化粧品成分を解説する書籍も相当数書店にありますが、 あくまで「解説」であり御自身のお肌にどう作用しているのかのイメージできません。
例えば、
■パウダー ファンデーション(抜粋) 酸化チタン・タルク・酸化鉄・カミツレエキス・エチルパラベン・マイカ他
■化粧水しっとりタイプ(抜粋) グリセリン・グリチルリチン酸・トレハロース・メチルパラベン・クエン酸・精製水他
この身近なコスメティックの代表的な成分、カタカナでわかっても...。 そこで次の順序で、今お使いの化粧品をさらに理解しましょう。
1.検索キーワードを「化粧品 素材」でサーチしてみる。
これだけでも手づくり化粧品素材やレシピを覗く事ができます。
また、紹介されている素材がお持ちの化粧品の成分 (化粧品の配合成分は、化粧品容器かパッケージに、多く配合されている順番に書かれています。) と重複しているのがわかります。
もし、成分の写真があればさらに納得できますね。
2.東急ハンズ他で、実物を見てみる。
先にお話しましたように、配合成分が単体で販売されていたり、 製品別におのおのの配合成分がすでに計量されているキットとして販売されています。
化粧品の配合成分が、余りにもそっけないので少し驚かれるかもしれません。
3.実際に「手作り化粧品」にチャレンジしてみる。
「天然素材を使った手作り化粧品」といえど、化粧品であることはかわりありません。
使用前のパッチテストや保管方法・使用期限ほか、添付されている説明書で確認が必要です。
【参考】
http://www.natural-lab.com/
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁 |