スキンケアやメイクアップの施術中での確認方法 はいくつかあります。
・コットン 縦に裂いて、フェイスブラシ代わりに使う。クリームやリクィド&フェィスパウダ ー打粉後、これで顔全体を掃いてみる。
もし、コットンに色がつけばパウダー不足か、どこかにパウダーついていない。
・脂取り紙(油取り紙) クレンジング後、生え際を脂取り紙で抑えてみる。 反応あれば、そこにクレンジングオイル残留しています。
・手の甲(後述)
・中指後ろ まぶたにフェィスパウダーが付いているか、滑る感触で確認。滑るようであれば、 アイカラー(パウダータイプ)がキレイに付き、付いている時間も長もちします。
・鏡(手鏡ふくむ)
その中でも、頻繁に使われるのが「手の甲」です。 実例をあげていきますね。
・チークカラー他、メイクアップブラシの品質確認 ・粉ものコスメをパレットかわりに手の甲で調節 ・メイクアップベースの量と「肌の馴染み」を確認 ・リクイドアイライナーや水溶きアイライナーの筆先調節 ・アイブロウ&アイライナーペンンシルの先端調節(鋭角絶対不可)
手の掌(てのひら)は、まず使うことがありません。
理由は、ひとつ。『「汗」により、正確に感触を確認できないから』。
特に、チークカラー他、メイクアップブラシの品質確認では御法度。
正確に確認できないどころか、ブラシの毛に汗がつき不衛生&湿った毛先になります。
そのために、キレイなグラデーション(カラーのぼけ足)をつくりずらいためです。
また、メイクアップベースの量と「肌の馴染み」を確認するのも手の甲。
手の掌は、汗や汚れ・手の掌に残留しているコスメをつける恐れがあります。 そのために、使われません。
このように、頻繁に「手の甲」を使いますから、 常に「手の甲」をキレイにしていなくてはなりません。
そのためにメイクアップアーティストやヘア&メイクの メイクアップボックスには手指洗浄用のクリーナーが入っています。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁 |