御自身で眉を整えられている多くの方より 「左右不対象に揃ってしまう」とお聞きしています。
一度、左右不対象になってしまうと、それを対象に整えるのは プロでも至難の技術で、仮にそれができたとしても眉が細くなりがちです。
そこである程度、眉を放置し、不揃いになるまで眉を延ばしてから、 改めて整えるのが適策と思われます。
眉は最初のカットが、正確にできていれば、眉が伸びても 「最初のカットをガイドに余分な箇所のみカット」すれば、 不対象にはなりずらいのです。
そこで、御自身の技術に自信がない場合は、 化粧品店やコーナー、フェイシャルサロン他の眉カットサービス を受けられる事をお薦め致します。
また、サービスでしていただく場合、次を御注意ください。
・必ず鏡を正視して、カットしてもらう。
目をつぶると、わずかですが眉が下がります。
その「下がった眉」でカットされると、目を開けたときにズレができます 。 熟練者は、この誤差を見極めますが...技術者のカットする方法を 「見て覚える」もふくめ、目を開けて眉をカットしてもらいましょう。
もし、「目をつぶって下さい」と言われましたら、 「これから自分が眉を整える時の参考に見ていたい」とお伝えしましょう。
また、お店にもよりますが「眉の上部をカミソリで剃る」「眉間をカミソリで整える」 ということをされる場合があります。しかし、これは余り感心できません。
なにせ、御自分でこれをされると間違い無く「眉が細くなり、下に下がります」。
また、眉の上が「青くなった箇所がでてくる」原因でもあります。
御自分でできないこと、できても再現に自信のないことをされても困りますね。 その場合は「カミソリ負けしますから」で、やんわりお断りできます。
・眉カットの「初めて」は自分でしない ・眉カットハサミは、1000円以下は使わない 安価の眉カットハサミは、切れ味が好ましくありません。 ・御自身で伸びた眉毛をカットする時は、あらかじめアイブロウペンシル他 でガイドをとる(描く) ・苦手な(手がコントロールしずらい右、または左)ところからはじめる ・少しずつ丁寧に ・ちゃんと鏡を正視する
これらを厳守すれば、さほど苦なくキレイに御自分でも眉カットできます。 ご参考まで。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁 |