ニキビ痕ー凹凸ーに対するメイクアップは、アイカラーやリップカラーのような ポイントメイクアップには特筆すべき留意点はなく、一般的なメイクアップと全く同様です。
凹凸の深さにもよりますが、チークカラーがクリームの場合、 やや凹凸に入りずらくムラ気味になりやすようです。
意外と「ムラづき」は御自分では気がついていないことが多いようです。 今一度、御確認してみましょう。
また、パウダータイプのチークカラーの場合は大きなチークブラシを使うよりも、 少し小さめのチークブラシを使うとキレイに入ります。
中でも、[資生堂]マジョリカマジョルカ◆ブローカスタマイズ アシスト チークブラシは、 「斜めカットブラシ&小サイズ」ですが柔らかすぎず 、固すぎず、カットも丁寧でこだわりを感じました。
軽いタッチでも、この小さめなチークブラシが均等に広がり頬を包み込みます。 これは毛質とその厚みのバランスがしっかりしていないとできないことです。
また、チークカラーのみらず目の下や瞼全体に使うブラシとしても十分使えますし、 パウダータイプのシャドウ&ハイライトにも使えます。
小さい割には結構、多目的に使えるのが嬉しいです。 使ったブラシのクリーニングはコットンで軽くブラッシングします。 また、この時ホワイトもしくは透明のフェィスパウダーを含ませると、 よりキレイにクリーニングできます。
マジョリカマジョルカ◆ブローカスタマイズ アシスト
チークブラシは、 販売価格315円 (消費税込)と安価ですが、 筆者も愛用しているメイクアップブラシの1本です。どうぞお試しくださいね。
次に「お肌にファンデーションを均等につける」を御提案しましょう。
凹凸のあるお肌は、多方面(角度)からファンデーションをつければ、 つくことは付くのですがあれやこれや手を動かすのはシンプルではありません。
まず、凹凸があってもそれに入り、かつ「溜まらない」メイクアップベースを使います。
当メルマガ「No.054ニキビ痕対策(色素沈着メイクアップ編)」でご紹介いたしました、 マジョリカ・マジョルカのスキンランジェリー(ODコントロール)が該当します。
他のメイクアップベースよりも水分が含まれている分、凹凸内に入っても水分が飛び、 溜まらずにメイクアップベースとして機能します。
●マジョリカ・マジョルカのスキンランジェリー(ODコントロール)
ジェル状で、お肌へのノビが良いだけでなく付けた後、プリプリした感触が楽しい。 使い方は、少量をお顔全体に薄く延ばした後、30秒ばかりそのままで。それからファンデーションを使います。
特にパウダーファンデーションの場合、スポンジでつけると凹凸には入りずらいようです。(凹凸の深さにもよります)
そこで、パフを使います。毛足の短かめなパフで、パウダーファンデーションをとり、パフでお肌に延ばすようにします。 このことでパフの毛足がお肌の凹凸にも入り込み、キレイにパウダーファンデーションをつけることができます。
パフは衛生面から2枚ご用意し、適時使い変えされるのが望ましいです。 パフは、ダイソー(100円ショップ)にある「パフ・スポンジ専用洗剤」80ml/100円でキレイにクリーニングできます。
●ダイソーホームページ
http://www.daiso-sangyo.co.jp/
また、パフも高額である必要は全くなく「パフ・スポンジ専用洗剤」をお探しの際に、 「毛足の短かめなパフ」を選ばれるのがいいでしょう。 お試しくださいね。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁 |