普段何げない洗顔も、「正しい洗顔方法」などのガイドと御自身の洗顔方法を確認すると、 必ずしも正しく洗顔されていないことが少なくないようです。
それは、洗顔が「お顔の洗い方」という行為と考えられ、 正しくは「お肌を洗う」という考え方にシフトされていないからのようです。
ほんの少しの視点の違いで、ビューティーは変わってきます。
「お肌を洗う」というのも、スキンケアの一部であることをお忘れなく(^^)
さて、洗顔についてのアドバイスは当メイルマガジンNo.038『洗顔の順番』にて、 2つの注意事項を書きました。
一つは「洗顔の順番」であり、 「シャンプー・リンスもしくはコンデショナーを終えてから洗顔をされること」。
もう一つは、お肌についた水分を押さえるタオルの種類についてでした。
タオルでお肌を擦るのではなく、あくまでタオルで押えるのが大切。 この時もタオルを選び、水の吸収力の高いタオル(無撚糸タオル)が感触もよくお肌に優しいのです。
【参考】 http://search.yahoo.co.jp/search?p=%CC%B5%C7%B2%BB%E5%A5%BF%A5%AA%A5%EB&fr=top&src=top
また、洗顔の前段階として要注意なのは「髪止め(朝、洗面台などで洗顔される場合)」です。
ターバンやカチューシャ、ヘアーゴムであればしっかりと『止めた髪が崩れない』のですが、 それがダックカールですと止め方によって髪が崩れたり、崩れやすくなります。
この「崩れそう・・・」という意識が、お顔全体を洗うというのを無意識に加減してしまいます。
もし、ダックカール(プロでは、メイクアップ時の髪止めに使われています)を 使われている場合は次の二つ要点でしっかり髪を止めましょう。
・サイドの髪を、ねじって下から挟む ・ダックカールの後部を、お顔の全面にださない
この止め方で、ダックカールの後部が手にあたることはありませんし、 少々のお顔の動きでも止まった髪は動きません。
また、髪にねじり跡がつきやすい方はダックカールで挟む箇所に コットン1枚を挟むと、クッションになり跡が付かなくなります。
万全のセッティングでこそ、気持ちよくパーフェクトな洗顔ができます。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁 |