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本年8月の新聞記事、「現代女性は素肌美が命」。
大手化粧品メーカー研究所が20〜59歳の女性1257人を年齢層別に調査をしたところ、
美しくなるために一番必要な化粧品として、どの年齢層も「クレンジング」「化粧水」の順番に重視。
メイクアップよりも素肌の美しさを重視している傾向がうかがえた。
また化粧品に期待する要素では「自分の肌にあっている」「安心して使える」が１、２位を占めた。
しかし化粧品会社、ブランドともに多数ある中から「自分の肌に合うもの」を
自力で探し出すのは至難の業であり、各ブランドの情報や知識を横断的に把握したうえで
肌の悩みを聞いてくれる百貨店の専門職員によるサービスは歓迎されそうだ。
と締めていました。
この記事だけでは、詳細はわかりかねますが
「化粧品に期待する要素」「歓迎されそうなサービスと、その理由」
は予想に堅くありません。
しかし、
" 美しくなるために一番必要な化粧品として、
どの年齢層も「クレンジング」「化粧水」の順番に重視 "
は意外でした。調査の中で、「もしかしたら洗顔石鹸を外しているのでは・・・」と、
そのメーカーのサイトで確認しましたところ「洗顔石鹸」を販売していますから、
外れてはいないようです。
また、「どの年齢層も」というのも意外でした。
さて、「クレンジング」「化粧水」の順番に重視という結果。
もちろん、それを否定はしませんし、興味深い順位は参考になります。
もし、僕がアンケートに記入するとしたらどういう順序になるかな・・・と、
考えると・・・「洗顔石鹸」「化粧水」の順番になります。
「クレンジング（料）」は、もちろん大切ですけど「化粧水」の次に置きます。
その理由は、たびたびこのメルマガでも取り上げたように
昨今のクレンジングクリーム・オイル他は、各メーカー・ブランド・価格の違いはあっても、
「メイクアップ料を落す」という効果・効用には大きな違いはありません。
また、製品上、ご自分の肌にあっている・あっていないということはありません。
＊お肌に熱・赤味・炎症・傷のある除きます。
むしろ、「どなたでも、お肌（肌質・肌性）を選ばず安心して使える」領域
に達している化粧品ともいえるでしょう。
それに対し、「洗顔石鹸」「化粧水」は多品種・品目であり
「ご自分の肌にあっている・あっていない」も明確な化粧品です。
特に「洗顔石鹸」はスキンケアのはじまりであり、基本中の基本。
化粧品選びの優先順位は、「これでなくてはならない」ということは全くありません。
しかし、
朝、目覚めて一番最初にすること・・・それが、洗顔である以上、
スキンケアとして洗顔石鹸を重視して欲しいと思います。
 【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁
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