無添加化粧品をその言葉とおり受け取れば、「水」となります。
無添加とは、「添加されていない」「配合されていない」ということです。 ですから、
・香料無添加 ・着色料無添加 ・鉱物油無添加 ・表示指定成分無添加 ・界面活性剤無添加 ・紫外線吸収剤無添加 ・防腐剤無添加(ノンバラベン、防腐剤フリー) ・ノンアルコール(エチルアルコール)
と表記されていれば、何が入っていないのか(添加されていないのか) よくわかります。
しかし、単に「無添加」としか表記されている場合、 「何も入っていないから、お肌に優しく安全な化粧品」と誤解されがちです。
ところが、無添加化粧品は前述のように「水」であり、 しかも「防腐しない(腐らない)水」となってしまいます。
でありながら「無添加化粧品」という言葉を強調し、 「何が無添加なのか」が分かりにくく誤解を招く表現をされているのが残念です。
「無添加化粧品=安全」ではありませんし、 無添加が安全性を保障するわけではありません。
無添加は、余分な成分が入っていないからお肌に優しい。
そして安全であるということは、無添加(化粧品)を 強調する化粧品メーカー独自のイメージと考えていいでしょう。
【参 考】
昨今、水でもスキントラブルを起こしてしまいます。 お肌についてもトラブルを起こさないのは「涙」と「シリコン」のようです。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁 |