最近の化粧品業界動向として、特筆すべきは 化粧品製造・販売とは異なる業種が積極的に 化粧品業界に参画してきたことです。
製薬会社は医薬品開発で培ったノウハウや独自技術を生かし 、続々と製薬会社が化粧品業界に参画しています。
具体的な製薬会社名は割愛させていただきますが、 薬局や日用製品の量販店、通信販売で購入できます。
製薬会社のイメージでしょうか・・・シンプルな容器とデザイン。
価格は控えめながら、具体的な機能性(薬用化粧品として) を前面に打ち出しているのが特徴。
また、シリーズのネーミングはやや硬いようですが、 響きのよい言葉や造語を使われてるようです。
40代をターゲットにしているのも特筆すべき事項でしょう。
製薬会社が企画・販売という信用性と安心感。
生活価格であり、購入もしやすいのがうれしいですね。
また大手のフィルム&カメラメーカーや発動機メーカーまでも 化粧品業界に、直接・間接的に参入しています。
こちらは製薬会社とは異なり、 「もともと蓄積していたノウハウを化粧品に応用している」と見てもよいようです。
しかし、特別目新しい技術ではないのですが、 それを全面的にだし化粧品メーカーとの差別化を図っていいるようです。
このように各化粧品メーカーは、「迎える立場」となり、 より消費者に化粧品メーカとしての力量と付加価値をアピールせざるをえません。
それが、消費者にとって有益であるのならば大歓迎ですね。
どんどん化粧品市場を活性化して欲しく思います。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁 |