メイクアップブラシの種類

スキンケア&メイクアップで使われるのはコスメの他、

手・スポンジ・コットン・ティッシュ・パフ・・・

そしてメイクアップブラシ。

メイクアップブラシについての情報は、

各社Webにて公開されていますが製造・販売側の情報であり、

少しばかり片寄りがあるようです。

そこで、毎日仕事で使っているからこそ"気がついている"

メイクアップアーティスト側のとしての情報をお伝えしますね。

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まず、どこのメイクアップブラシメーカーも

「幅何cmで、厚み何cm。毛質は何を○○ブラシと定義している」

ということはありません。

もちろん、

メイクアップアーティストの中でも、そのような定義はありません。

メイクアップアーティストの場合、

最初からそのような考え(サイズ別・毛質の違い他)はありませんから、

各自の判断でブラシをチョイスします。

極端な例ですが、

メーカーが『アイカラーブラシ』と銘打っても、

使えるのならば『チークブラシ』にします。

理由はとてもわかりやすいです。

それは、「メイクアップブラシは、お肌に触れると広がるから」です。

つまり、表記上、幅何cmであっても、実際に使うときには

広がることも考慮しておく必要があるのです。

リップブラシの場合は、

リップカラーを含ませますから「膨らみ」も考慮します。

これらのことから、「フィニッシング、パウダー、チークの違い」は、

幅・厚み・毛足の長さ・毛質の違いをメーカーが独自に

「ユーザーの購入をわかりやすくしている区別している」

と考えていいでしょう。

フニッシングであれば、フニッシングに。

パウダーブラシは、フェィスパウダーをはらう時に。

チークブラシは、パウダータイプのチークカラーを使う時に

...ということです。

せっかくこのようなガイドがあるのですから、

メイクアップブラシを初めて購入される場合は、

まず、ブラシメーカーさんの基準でブラシを選ばれるといいでしょう。

そして、各メイクアップブラシに使い慣れ、

「もう少し、こうだと使いやすい...」と要望がでてきたら、

思いきってメイクアップアーティスト同様、

メーカーの言うブラシの種類を無視し、

使いやすいと思われる『幅・厚み・毛足の長さ・毛質の違い』

で選ばれるといいでしよう。

また、ビューティアドバイザーやメイクアップアーティストに

実際に施術され、フィリーング的に「いい感じ」と思われた

メイクアップブラシを紹介いていただくのも一案です。

特にチークブラシの場合、

「現在お使いのチークカラー(パウダータイプ)の質・金型の広さ・

チークカラーの使い方」によって使い勝手が相当違います。

どうしても線的にチークカラーが入ってしまう。

また、広い面積にチークが広がってしまう等、

思うようにならない場合、

チークブラシのサイズを再確認してみると良いでしょう。

メイクアップブラシは、

そんなに安価なお買い物ではありませんから...

慎重に...

そして、いいお買い物をしてメイクアップを楽しみましょう。

渡会治仁【文章】お化粧コンサルタント メイクアップアーティスト 渡会治仁

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