メイクアップブラシを常にキレイにして使うというのは、
お使いの粉体コスメ(アイカラーやチークカラー)を
ムラなくキレイに広げる基本中の基本!
さらに、メイクアップブラシについている汚れは
お肌に対しても歓迎できるコンデションではありません。
特別用意することなく、お手持ちのコスメで
メイクアップブラシをクリーニングしてみましょう♪
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リップブラシを除くメイクアップブラシは、
汚れの程度(3段階別)にクリーニング方法を選んで行います。
少しだけ汚れている -> コットンを使う
やや汚れている -> フェイスパウダーを使う
かなり汚れている -> 専用クリーナーを使う
また、特に毛の種類別(各種動物毛やナイロン製ほか)はありません。
同様にブラシの幅・厚み・毛足の長さ等のサイズ別はなく、一律の方法です。
また、「汚れの程度」は全く基準がありません。
厳密に程度を定義するほどのことではありませんから、
ご自身の判断でよろしいかと思います。
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では、コットンをご用意ください♪
【少しだけ汚れている -> コットンを使う】
メイクアップブラシに付いた粉体のコスメを『拭う』のは、
テッシュ・コットン・ガーゼが考えられますが、
・コットンは、良く取れるが、その繊維がブラシに付く場合もある
・ガーゼは、力加減によってはブラシを痛める(毛の細い箇所が折れやすい)
これらの事から、テッシュは上記2種のちょうど中間あたりになります。
しかし、テッシュの場合「毛と擦れるひっかかり」がほとんどないので
なかなか取りきれないようです。
その点ではコットンが適切です。
中でも、サイドプレス加工された毛羽立たないコットンであれば
前述のような「その繊維がブラシに付く場合もある」がほとんどありません。
100円ショップのコットンで十分です。
また、コットンの場合
ブラシの汚れた外側だけのクリーニングとなるので
中までは十分なクリーニングができない(できていない)のが欠点です。
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クリーニング方法は、手の平にコットンをのせ
ブラシを「斜めにあてて、ブラシの軸を回転」させます。
この「斜にあてる」のがポイントで
「コットンの面に垂直」はブラシの毛質を傷める原因になります。
「こすりつける」というより
「ころがす」というフィーリングです。
*携帯用の小さなブラシ(チークカラー用など)の平型な形状でも
同様にクリーニングできます。
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また、もしアイカラーやチークカラーを手の甲で
色加減を調節されているのであれば、この方法を応用し、
カラーをお肌に付ける前にコットンに軽くころがしておきます。
そのことで、手の甲に色はつきませんし
ブラシにまんべんなくカラーを含ませることで
キレイにグラデーションをだすことができます♪
この方法は、
2001年に某巨大クチコミサイトのメルマガで筆者が初公開した方法です。
とても簡単&効果的なクリーニング方法ですので、ぜひお試しくださいね♪
【やや汚れている -> フェイスパウダーを使う】
フェイスパウダーの持つ「油分の吸着性」を利用し、
毛に付着しているコスメの油分とコスメ自体をとるということになります。
そのため、フェイスパウダーを使いますが
ブラシメーカーでは、「コーンスターチ」という、
とうもろこしの澱粉(でんぷん)を推奨しているところもあるようです。
*化粧品では『皮膚に付着する力が強い』ので
主にフェィスパウダーに加えられています。
コーンスターチは、食品にもよく使われている材料で
大きなスーパーではケーキをつくる素材のコーナーで目にします。
コーンスターチは油・脂分の吸着力が強いのは結構なのですが
やや粘着性もあり、毛にコーンスターチがつき残る場合もあります。
そのことからも、
ベビーパウダーで使われているタルク(滑石)がベストと判断しています。
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さて、手順ですが
【用意物】
・小皿(底が浅いもの)
・フェイスパウダー、もしくはベビーパウダー
フェイスパウダーの場合、白色が望ましい
・コットン
1)小皿に少量のフェイスパウダーを移す
2)そのパウダーをブラシにつける
3)少しかき混ぜるようにし、フェイスパウダーの色が変色するまで
ブラシをパウダーの中でころがす
4)終えたら、ブラシについたフェイスパウダーをコットンで落とす
*コットンの使い方は、前号参照
コットンと異なるのは、ブラシの汚れた外側と内側まで
クリーニング可能なので、たいていの汚れはこれで落とせるということです。
また、ベピーパウダーを使った場合、パウダーがコーティングされているので
ブラシの使用感がアップするのもうれしいことです。
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ただし、最後の行程である
「ブラシについたフェイスパウダーをコットンで落とす」
を十分にしてくださいね。
取り残したパウダーの分(白色が)、
チークやアイカラーの色が薄くついてしまうことがあります。
また、この逆にお使いのカラーを薄く使いたい時には
あらかじめブラシにパウダーを少しだけつけておきます。
もし、「思ったよりも、色が濃くて・・・」
とお使いを控えていたコスメでお試しくださいね♪
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁
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