パウダーファンデーションが 市場にでてきたのは1980年代でした。
この当時のパウダーファンデーションは 見た目(色)は違っても、実際お肌に つけてみるとほとんど同じでした。
ピンク系もオークル系、 イエローオーカー系も ほとんどが「色浮き」している という現状。
また、質感もパサパサしていたり ザラザラした感じという お肌とは明らかな違和感を もっていました。
パウダーファンデーション自体は 消費者のニーズ(簡便なファンデーション) としては一致していましたが、 それを受け入れられるのか 各メーカー見守る状態だったのです。
昨今は、そのようなことは 全くといっても断言していいほど パウダーファンデーションの原料 も処方が変わり、現在があります。
スキンケアコスメ同様、 価格帯により仕上がりが違う というまで成熟してきた コスメといえると思います。
しかし、お使いになる色を 「人の目で選ぶ」 ということは変わりありません。
そこで、パウダーファンデーションの 色選びの秘訣です。
まず、いきなり1色は選びません。
2色選んでみて、2色目に選んだ色の方が ぴったり合いやすいようです。
1色目は、 「ご自身がなりたい肌色」 を選ぶ傾向にあり 2色目は「冷静」です。
では、3色選ぶと・・・
混乱してしまいます。
3色といえど、似たような色ですので 識別はできても冷静にファンデーション として選べなくなるためです。
これは、我々のような メイクアップアーティストでも 同様です。
『2色選んでみて、2色目に選んだ色の方が お肌の色にぴったり合いやすい』
次回、パウダーファンデーションを
選ばれるとき、ご参考にしてくださいね♪
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁 |