2008年は、日本において「ミネラルファンデ」、 「ミネラルメイクアップ」が認知される年でした♪
このコスメ、 パウダーファンデとフェイスパウダーの中間であり、 処方がシンプルな分、各社工夫をした商品となっています。
また、製造販売・輸入販売されているメーカーも増えて 選ぶ選択肢も増えてうれしい限りです。
きっと、これからまだまだ増えるでしょうね♪
さて、この朗報・・・ ニキビがあるために「ファンデーションNG!」 ということを解消してくれそうです。
ミネラルは、無機質なわけですから、 化粧品においては天然鉱物を微細粉砕し、 それを主成分にしています。
代表的なのは、 マイカ、酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛など。
また、基本的には、香料や人工着色料、防腐剤など も使われていません。
そのために、敏感肌にも安心して使うことができます♪
価格的にも、安価ですので ファンデーションの入門コスメとしても 最適ですね!
ミネラルファンデは、 このように、安心設計のコスメなのですが ファンデーションとして使う場合、 過度な期待はできません。
まず、ニキビやスキントラブルをカバー(隠す) できなくはありませんが、カバーするための 処方ではないので十分ではありません。
製品によっては、艶の光で飛ばすという 感じです。
いずれにしても、お肌に負担をかける カバー力よりも「お肌に対するやさしさ」 を優先すべきだと思います♪
注)医師の指示で塗り薬をお使いの場合、
ミネラルファンデ本体。
もしくは配合成分を記載したプリントを
提示し、指示をいただいてくださいね。
ミネラルファンデ・・・ お肌にやさしく、安心して使えるコスメなのですが 固形化されていなく、「キレイにうまくつける」 にはコツが必要です♪
製品にもよりますが、 容器を上下にゆっくりと振り、 キャップにパウダーを移す。
それから、専用のブラシにミネラルファンデ を移し、お肌につけるというのが 一般的な方法です。
しかし、ニキビがある場合 「ブラシを使う」というのは刺激になります。
また、固形化されていない粉状ですから お肌に油分があるとムラになりやすいようです。
せっかく、安心して使えるコスメであっても 自然に仕上げるには「色選び」も重要です。
・色選び ・付けるコンデション ・付け方
この3点を特に留意しましょう♪
【色選び】
サンプルかテスターで、 必ずお顔に付けて選びましょう♪
メーカーによっては、 2色をブレンドするという 提案があるようですが 安価を維持するためにも 1色使いを目指しましょう!
粉成分が主なので、 「選んだ色よりも、やや白くなる」 のはやもえません。
これは特性でもあるので、 思い切って暗めの色を選び 試用しましょう♪
【付けるコンデション】
先にお話したように、「粉」ですので お肌に油分があるとムラにつきやすいようです。
結論からいいますと、 クリーム・乳液・油分を含んだ 化粧下地をつけないことです♪
*油分はニキビに対してもNG!
化粧水・美容液・ジェルタイプのコスメのように 「水分」が主であり、それが十分に浸透し お肌表面がサラサラの状態がベストです。
このコツ・・・何度かは上手くいかない かもしれませんが、一度うまくできると 簡単にコツがつかめますよ♪
ミネラルファンデ・・・
・色選び
必ずサンプルかテスターで試用。
色は暗めを選ぶ。
・付けるコンデション
油分はNG!
水分のあるコスメで、コンデションを整える。
以上ををマスターしたら、 次はミネラルファンデの付け方です♪
【付け方】
「専用のブラシを使って付ける」のが 各社ミネラルファンデの共通のようですが、 ニキビがある場合はブラシの毛が刺激となります。
また、ブラシは動物毛・ナイロン製 いずれも予想以上に不衛生です。
そこで、 ミネラルファンデ容器にあわせた大きさで 小さめのパフで付けてみましょう♪
使う量も、ブラシ使用よりも少ない量 で使えますし、何よりもキレイに付けれます。
小さめのパフは安価ですので、2つ用意し 汚れたら速やかに洗い、キレイなパフと 交互に使いましょう。
洗い方は簡単です♪
市販されているパフクリーナーか 普通の石鹸で洗います。
すすぎを十分に行い、乾いたタオルで タオルプレスし水分を限界までとります。
脱水の仕上げは、テッシュで。
その後、陽のあたらないところで 陰干しをします。
そして半乾きになったら、パフ表面を逆なぜし 毛を立てます。
完全に乾いたら、フェイスパウダーを もみこんでパフの毛をコーティングします。
これで、感触もよくなりますし、 次回クリーニングするとき とても簡単に汚れが落ちるようになります♪
また、この方法はパフをクリーニングする 最もベストな方法です。
小さなパフに限らず、お手持ちのパフが 汚れていたら是非クリーニングしてみて くださいね♪
ミネラルファンデは、他のファンデよりも 「下地加減・ファンデの色・付け方」 との相性が必要のようです。
しかし、一度上手くできると 簡単にコツがつかめます♪
まずは、お試し。
そして、慣れでマスターしましょう。
さて、ミネラルファンデは特別な配合成分が 入っているのではなく、むしろシンプルです♪
そのためにクレンジングもいつも通りで キレイに落とせます。
しかし・・・オイルタイプのクレンジングは ・・・刺激とまでは言えませんが、 もっとライトな感触のクレンジングで十分 落とせます♪
もし、オイルタイプのクレンジングを お使いであればジェルタイプの クレンジングサンプルを使ってみましょう。
アミノ酸系のジェルタイプのクレンジングでも 十分キレイに落とすことができます。
また、ミネラルファンでは 「お肌に乗っかっている」という ニュアンスのつき方です。
そのために、お肌にアレや不要な角質 があると、ミネラルファンデ特有の 薄い仕上がりも見た目半減してしまいます。
普段のスキンコンデションを整えたり ニキビ予防の一部である 余分な角質を除去するためにも アイナソープ400での洗顔は欠かせません♪
いつも、つるつるすべすべのお肌でこそ
ミネラルファンデのよさが発揮できます。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁 |