最近の「つけまつげ」のリヴァイタル。
メイクアップの場合は、約10年サイクルで
古い(その当時流行の)技術やコスメが
再評価されることが少なくありません。
ダイジェストですが、メイクアップツール。
スキンケア方法、コスメの
3つのトピックスをご紹介いたしますね。
---------------------------------------
■眉を描くときの型紙
かって、爆発的な販売数だった
「アイブロウスケール」。
眉を描くときの、透明の型紙
(プラスティックシート)のことです。
この便利な型紙。
すでに1960年代に存在していました。
■コットンパックやラップを使う保湿方法
O.D.T法(密封包帯法)といって
1981年・・・30年前から
医療技術を取り入れエステティックで
普通にされていた方法です。
この当時のスキンケアコスメは
お肌に浸透や導入が現在ほどではなかったので
使わざるをえなかったのが背景です。
不織布で目や口を空けたマスク
も同様でO.D.T法の応用法でした。
■クレンジングオイル
1967年、シュウ・ウエムラがクレンジングオイル
という名称ではなく、「アンマスク」として発売開始。
「クレンジングオイル」という名称にしたのは1978年。
某有名通販メーカーの1995年発売開始より、
はるかに古くから「クレンジングオイル」を
販売していたのです。
---------------------------------------
今忘れられているメイクアップツール。
実は、すでに過去ではスタンダードだった
スキンケア方法。
意外なクレンジングオイルの歴史を
ご紹介いたしましたが、
このような事例は今号では収まりきりません。
筆者は、古今東西200冊近い
美容書籍を所持していますが、
それには"新しい"とか"古い"は存在せず
人類の"美"に対する欲望のアーカイブです。
時代や時間を超えた、
美容法やコスメが進化しながら
現在によみがえる
そんなロマンティックな
ビューティやコスメの世界。
永遠ですね♪
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁 |