雑誌やTVのコスメ広告。
小さい字まで読まれたことありますか。
広告に記載されている、全ての内容は
薬事法という法律を厳守されていなくては
いけません。
大手のメーカーは当然ながら、厳守してますが
その厳守がゆえに"かえってわかりずらい"。
もしくは、"広告のイメージ"と温度差
があります。
丁寧に読む(見ると)と・・・。
こんなことが書かれています。
【評価や独自調査】
・○%が満足!
・○社調べ
・当社研究所調べ
・販売個数 EX:○○○万個(当社調べ)
・効果には個人差があります。
・効果の実感には個人差があります。
・お客様個人の使用感であり、実感を
保証するものではありません。
・お客様の感想であり、効用ではありません。
【処方】
・○○由来
・成分は予告なく変更される場合がございます。ご了承ください。
【呼称や効果効用について】
・「肌の奥」を※で「角質層のこと」
・「肌深」を※で「角層まで」
・エイジング・スキンケア「年齢に応じたお手入れのこと」
・くすみ「古い角質の増積によるものを指します」
・コラーゲン/コエンザイムQ10/ヒアルロン酸のいづれかを配合し、
スキンケア効果を訴求した液状ファンデーション
2004〜2009年実績(富士経済調べ)
・シミとは、紫外線によるもので、美白とはメラニンの生成を抑え、
しみ、そばかすを防ぐ事です。
・シワを除去できるのではなく、メイクアップ効果により
目立たなくするという意味です。
・無添加とは、合成香料・石油系鉱物油・タール系色素は
無添加を指します。
もちろん、これだけではありません。
寧ろ、ほんの一例です。
また、このように改めて記載されていることを読むと
・・・少しがっかりされたところもあるかもしれませんね。
しかし、この"丁寧さ"こそが
「世界で信用されている日本のコスメ業界」
の証なのです。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁 |