普段なにげなくしていることが・・・。
実は、お肌に不要な刺激を与えていることも
少なくありません。
もし、思い当たることがありましたら
この記事を読後 すぐに改善しましょう。
・ファンデーションをつけるスポンジが汚れている
・メイクブラシを立てて使っている
この2つ。
まず、スポンジについてです。
スポンジついては、ほとんどの方が
ファンデーションをご購入された時に
ついている"正方形"のスポンジを使われている
と思います。
または、化粧品店やバラエティショップ
で販売されている"抗菌""防カビ"
などの処理をされているスポンジ。
大きさや形状の異なるスポンジ。
各ファンデーション特性の違いから
柔らかさや表面加工しているスポンジ。
※例:シルク植毛
スポンジ面とフロッキー(植毛)面の両面使用可能。
パイル面はソフトタッチで透明感のある仕上がり。
スポンジ面はパウダーを肌に密着させる仕上がり。
ツインタッチのスポンジです。
相当数のスポンジが入ったアソートを
安価で販売されているのを使われていると思います。
ざっと書いただけでも、
これほどスポンジには種類があります。
※海外には"卵型"のスポンジがあります。
また、日本国内特許や意匠登録でついて
特許だけでも22件あります。(筆者調べ)
しかし、いかなるスポンジであっても
汚れているスポンジは、想像以上に
雑菌の温床です。
その驚くべき雑菌の数は・・・。
1枚のスポンジから、夏期では約8万個。
秋期では約4万個の雑菌が検出されたという
報告があります。
現在、抗菌仕様のスポンジもありますが
・・・それには限界があります。
そのためにも、常にキレイなスポンジでの
ファンデーション塗布が必要です。
しかし、ファンデーションに
付属されている1枚では無理があります。
常に2枚を持っていて、かつ
都度、キレイなスポンジで使うことが
必要となります。
※ プロが、スポンジを使い捨てにしているのも
その理由からです。
方法は、以下のとおり。
※ 女性誌やネットで紹介されている方法とは異なります。
1)中性洗剤、またはスポンジクリーナーを、
スポンジの汚れた面に直接塗布。
2)水を少量加え、指で軽くつまみ洗い(指先で押し洗い)をします。
3)色や泡がでてこないよう完全にすすぎます。
4)ペーパータオルやテッシュなどで水気を吸い取ります。
5)ペーパータオルやテッシュなどの上に置き、
直射日光の当たらないところで完全乾燥をします。
筆者の経験では、いかなる中性洗剤(食器洗いや衣類用)
を使ってもそれほど差はありません。
※ メイクアップブラシのクリーニング場合は著明。
「口に触れても大丈夫なのは食器用洗剤」
というアイディアもあるようですが
すすぎが十分であれば問題ありません。
また、石鹸(白いことが条件)でも
キレイに落とすことができます。
特に注意すべきなのは
5)の乾燥です。
スポンジがいかなる素材であっても
(天然ゴムや合成ゴム。ポリウレタン他)
紫外線をうけるとスポンジが劣化します。
スポンジが「ひび割れている」のは、
その典型的な実例です。
これまで極端でなくとも、
日光に当てるのはクリーニング時のみならず
普段からNGです。
常にキレイなスポンジで、
ファンデーションも無駄なく。
また、お肌に余計な負担をかけないよう、
常に心がけましょうね。
【参考】
http://makeup.gogo.tc/pb_cleaner/
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁 |