コスメの代表格である"化粧水"(ローション)。
あまりに、"使っていてあたりまえ"に。
そして、相当の種類もあることから、
ご自身が望む化粧水を選ぶにも
そう簡単ではありません
だからこそ、"化粧水の実力"
を見直してみましょう。
化粧水は、"水"でありながらも
飲料水や生活に使う"水"とは
異なります。
厳粛に滅菌され、雑物を取り除いた精製水に、
美容効果成分や感触を調整する成分を
ブレンドしています。
この各ブレンド(配合)こそが、
化粧水の化粧水である効果や高級感。
そして、イメージを決定します。
だからこそ、手で使うことにより
その化粧水の真価がわかるのです。
※あくまで、化粧水のテクスチャー(質感や感触)
を判断する場合。
化粧水の場合、コットンに含ませて(染みこませて)
使うとコットン自身の感触やパッティングのような
物理的な接触により、正しい感触が感じられません。
コットンは、"コットンで使うことのよさ"があります。
化粧水の感触は、
1)手にとったとき
2)光があたっているとき
3)お肌につけた瞬間
4)手で延ばしているとき(香りが広がる)
5)コスメがお肌になじんできたとき
にわけることができます。
※化粧水が常温で保管されている場合
※手で使用の場合
化粧水は、感触や温度に敏感なお肌につけるので
この1)〜5)までのわずか数秒で
お肌は脳に"心地よい"かを伝えています。
そして、"心地よさ"は"満足"に。
その"満足"がお肌への受け入れを
さらに推し進めてくれます。
1)手にとったとき
敏感な手の掌は、温度を感知。
また、"さらさら""ずっしり"などの
個人的な嗜好をピックアップ。
2)光があたっているとき
目が化粧水の色や透明感を判断。
3)お肌につけた瞬間
化粧水は、お肌に対して異物ですが、
"しみる""しみない"などで安全を確認。
4)手で延ばしているとき
香りがある化粧水は、
体温で香りが広がります。
個人的な嗜好をピックアップ。
5)コスメがお肌になじんできたとき
お肌の表面に残っているのか、
深部(角質最下層)まで入り込んでいるのか。
"もっちり""しっとり"などの言葉に該当するのか
を判断。
ワンプッシュや適量。
スキンケアコスメの中では、
化粧水が王様です。
美容液・セラム=化粧水の濃縮と粘性を加える
ジェル =化粧水に粘性を加える
乳液 =化粧水とクリームの中間
※ 他は割愛させていただきます。
このように、化粧水がすべての種類の基準
となっているのです。
ですから、いい化粧水とめぐりあうと、
まさに「化粧水1本」で保湿・美白・紫外線対策
肌トラブル解消他、美容液やジェル。
乳液やクリーム類で補っていたのを
省くことができるのです。
いわゆる、"オールインワンコスメ"。
だからこそ、化粧水を注目すべきなのです。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁
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