「美容理論」と言われますと、
科学的にも学術的に根拠がありそうですが・・・。
残念ながら、ビューティーやコスメ領域の「理論」
といわれているものは"言い換え"でしかありません。
しかも、散々使い古された"仮説""推測"の言い換えです。
最近、有名美容家が"美白"に対して
提唱されている5つもの理論。
残念ながら、前述のように
"言い換え"の域を越えていません。
「豆腐理論」については、
"潤いがあると白く透明感にあふれる"。
"まずは保湿を"がこの理論の意味するところです。
それをどうして、「"仮説""推測"の言い換え」
と断言せざるをえないのかと申しますと・・・。
ビューティーやコスメ領域には、
"個人差"があるからです。
すなわち、理論をつくっても"誰もが"という
結果には至りません。
また、再現も事実上むずかしく
客観性にとぼしいのです。
したがって、現状「○○理論」とか
いわれているのは雑誌社やネット上での
キャッチフレーズでしかないのが実情。
そうでなければ、
単に一美容家の発言にとどまらず
日本国内の美容従事者。
そして、世界の美容家が
それに基づいたスキンケアやコスメ開発を
されているはずです。
筆者も、「理論」というワードで
"新世代の画期的なテクノロジーでは!"
と期待し、わくわくするのですが・・・。
いつも、落胆してしています。
とかく"夢"が失われつつあるコスメ。
それをぐっと身近に、
そしてイメージさせてくれる
"言葉づかい"や"文章"は大歓迎です♪
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁
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