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コスメ開発の企画段階から、
最終的に皆さんのお手元に
コスメが届くまでの一連のプロセス。
気にとめるほどの事でもありませんし、
実際この情報は公開されていません。
ご存知のように、
"日本のコスメは世界で一番厳しい"
と海外より指摘されるほど
各法律に基づいて"絶対厳守"です。
しかし、"つくりました"だけでは
「使っていただけるコスメ」には
成長いたしません。
まず、"コスメそのもの"。
使い勝手
容器のデザイン
ネーミング
何に効果が期待できるのかの明記
美容効果成分・・・たくさん入っていた方が
お得な気分になりますね♪
もちろん、たくさん入れることも
最小限の美容効果成分でコスメを
創ることもできます。
しかし、
少ないと・・・効果やセールスポイントが
希釈だし。
多いと、高額な美容効果成分もあり
販売価格に影響します。
このあたりの、お勘定は
メーカーにまかせるとして・・・。
いかに、
コスメとしての効果とコストパフォーマンス
を一致させるかが腕の見せ所です♪
※ここでいうコスパは、容量に対する価格
ではなく適正価格に対する美容効果です。
つまり、"このお値段で予想以上に効く！"
というサプライズです。
コスメの配合を、"カクテル"と例えている
技術者がいましたがまさにその通り。
とはいえ、グラス単位でコスメは
作られていません。
もっと大きな器で。
その"作る容量の差"ですら、
コスメのご機嫌が変わります・・・。
また、配合する順番。
混ぜる回数や温度。
とてもとてもデリケートなのです。
このノウハウは、技術者が持っていますが
すべて計算通りにいかないのが
コスメなのです。
コスメの配合を、"カクテル"と例えている
技術者がいましたがまさにその通り。
とはいえ、グラス単位でコスメは
作られていません。
もっと大きな器で。
その"作る容量の差"ですら、
コスメのご機嫌が変わります・・・。
また、配合する順番。
混ぜる回数や温度。
とてもとてもデリケートなのです。
すべてのノウハウは、技術者が持っていますが
すべて計算通りにいかないのが
コスメなのです。
そして最後は、
"女性のお肌"でジャッジします。
つまり、"モニターさん"が絶対必要！
できる限り多くのご感想をいただき、
それを反映させます。
この時、必要なのが"通訳"。
つまり、技術者にできる限り正確に
モニターさまのご意見を伝えるかなのです。
例えば、"もう少し保湿を・・・"。
この"もう少し"。
グラムやミリリットル、
パーセントではありません。
"もう少し"なんです。
配合成分的には、
何を加えればいいのかは
わかります。
しかし、それを加えることで
他の成分効果に影響ないのかも
懸念されます。
この"もう少し"。
ご意見をくださった方の
現在までのコスメ履歴や使い方。
年令や肌質ほか、
さまざまな観点から
"理由と発言の重要度"を探ります。
他社コスメと比較した上での、
"もう少し"。
入浴後、直後に使われた時に
そのように感じたのか。
なんとなく・・・なのか。
一言でありながらも、
私共では貴重なご指摘です。
それを大切に、
技術者と十分な議論の上
最終的な配合を決定します。
そして、再度モニタリングを・・・。
長い対話です。
この間に、容器やデザイン他
"コスメの世界観"を演出する仕事もあります。
各担当者の知恵と技術・経験が織り成す
コスメティック♪
決して独立しているのではなく、
使われる方と作る方。
そして、提供する方あってのコスメ。
そのつながっているところって
コスメを愛している"心"なんですね。
だからこそ、たとえ大量生産であっても
温かみがあります♪
 【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁
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