当メルマガ、
"1分で分かるファッションモデルのスキンケア"が
約7年間の週一連載。
今号で329号を迎えることになりました。
これも、拙いメルマガをご拝読くださっている
読者の皆様と発行元であるアイアイメディカル様の
ご尽力のおかげです。
この場をお借りして、御礼申しあげます。
ありがとうございます。
このメルマガの中、2005年11月度
NO.28号「化粧品の有効期限と保管方法」
は反響のあった記事のひとつです。
当時の文章は、かなりかなり固く読みづらかった
のが難解な原因でした。
そこで、今号「化粧品の有効期限」。
次号、「化粧品の保管方法」の2つにわけ、
わかりやすくご説明させていただきますね♪
■化粧品の有効期限■
現在、法的な規則がないため、
化粧品には一部のメーカーを除き
有効期限を表示していません。
これは、薬事法で有効期限表示が
義務づけられているのが
「通常の保管で3年以内に変質をするもの」
と決められているからです。
※ "通常の保管"については次号詳細。
つまり、
"通常の保管であれば、3年間は変質しない"
というコスメメーカーの保証なのです。
また、解釈を変えると
"製造・充填から3年間以内に売り切りなさい"
ということです。
したがって、ほとんどのコスメメーカーが
仮に製造・充填でコスメを3000本(個)つくって
"3年以内に売り切れなかった"とは考えずらいので
有効期限については問題ありません。
さらに、"つくりたてコスメ"であっても
3年経過期限ギリギリのコスメであっても
品質に変化はありません。
※ ただし、無添加コスメは不明です。
コスメは、一般に色や臭いなど目に見えた変化が
無ければ使用しても大丈夫ですが
未開封のままでも保管条件が悪いと、
分離や臭いの原因になることもあります。
さらに、一度開封(空ける)すると、
より保管に注意が必要です。
開封後、空気や手指に触れると
ホコリや雑菌が混入する可能性がありますので、
できるだけ早めに1シーズンのうちに
使い切ることをお薦めいたします。
【補足】
海外製のフェイシャルパックや
生物由来の美容効果成分が入っているコスメに
一部異臭や腐敗の報告がありました。
輸入販売されているコスメは、
注意が必要です。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁
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