ぽかぽか陽気が続いてくると、
気になってくるのが紫外線ですね。
紫外線を過度に浴びると、
お肌を乾燥させるだけではなく
軽度な火傷に。
また、紫外線防御のために
皮膚内のメラノサイトが増加。
そして、それがシミや変色に
を増長させてしまいます。
つまり、端的に"お肌にダメージを与える"
余り歓迎できない自然の働きです。
それが、季節的に春後半から秋口まで
続きます。
さらに、レジャーや外出の機会が増えると
その対策をしておくべきでしょう。
コスメとしては、紫外線で増加する
活性酸素吸収して無害化する
フラーレン配合のフランローション。
http://www.aiaimedical.co.jp/fullanlotion.html
また、各社紫外線対策のコスメが
各種用意されています。
しかし、これらのコスメは
"日焼け後"に使うのではなく
紫外線対策コスメの代表的なコスメ。
"日焼け止め"と併用することで、
スキンケアが完結されます。
しかし、各社ほぼ一斉に販売される
"日焼け止め"・・・。
どこの、何を選ぶべきでしょうか?
また、効果的な使い方は?
この、紫外線対策を必要とする季節には
必ず女性誌に特集されますので
その記事と併せてご参考にしてくださいね。
個人的な考えですが、日焼け止め化粧品は
他のコスメよりも効果や使いやすさが
年々進歩しています。
そのため、数年前のように
各社日焼け止めに極端な製品差は
なくなってきていると思います♪
まず、基本的な
"日焼け止め化粧品(サンスクリーン剤)"のこと。
そして、選び方を考えてみましょう。
まず、日焼け止めの分類。
こちらは、2種類あるということだけです。
紫外線の「吸収」。
「吸収」は、コスメの配合成分"紫外線吸収剤"で。
そして、「散乱」(反射)はパウダーファンデに
代表されるように粉体にて行われます。
この2種を組み合わせる事で、
より完全な日焼け止めになります。
さて、日焼け止めには、そのほとんどが大きな文字で
「SPF」と「PA」が表示されています。
専門的な説明は割愛させていただきますが、
紫外線の波長によって
「UVA」「UVB」「UVC」の
3つに分けられます。
このうちUVCは地上に届かないため
お肌に直接影響を受けるのは、
「UVA」「UVB」の2つです。
このUVBを防ぐ目安が「SPF」の数値の高さで
UVAを防ぐ目安が「PA」の+表示の多さです。
PA+ 効果がある。(UVAを1/4〜1/2にする)
PA++ かなり効果がある。(UVAを1/8〜1/4にする)
PA+++ 非常に効果がある。(UVAを1/8以下にする)
の3段階表示で、+が多い方が、効果が高いことをあらわします。
また、「SPF」は30分XSPF値=日焼けをしない時間
※あくまでも目安です。
そのため、PAもSPFも数字が大きいほど、
日焼け止めの効果は高いことになります。
しかし、最近の日焼け止めは、
日本化粧品工業連合会の統一基準で定められた上限値である
"SPF50"が普通になりました。
また、PAも+が3つも♪
さらに、高数値の日焼け止めには、
お肌への負担が大きいといわれている「紫外線吸収剤」。
この問題も、カプセル化したり
より負担のない紫外線吸収剤を使われることで
お肌への負担の心配もありません。
今号は、本テーマ最後です。
「紫外線の散乱」とまとめです。
お肌への負担軽減。
使い勝手や着け心地も進歩してきた日焼け止め。
そのため、
「昨年の日焼け止めが残っているから・・・」
と昨年の残りを使わず、新しい日焼け止めを使いましょう。
幸いクリームやローションのように、
極端に高額な日焼け止めはありません。
ある程度、価格が各社均一なのが
他コスメとは違いところです。
また、日焼け止め自体が良くても、
コスメですので"正しい使い方"があります♪
まず、「散乱」(反射)では
パウダーファンデのような粉体コスメ。
お顔以外につけることはありませんが、
しっかりとした"日焼け止め"になります。
また、一部の日焼け止めでは
吸収と散乱の効果を持っています。
紫外線対策でコスメ的にベストなのは、
散乱しきれなかった紫外線を吸収。
つまり、2重のブロックです。
ファンデで散乱と反射。
紫外線吸収剤で、その散乱しきれず
入り込んでくる波長を吸収です。
しかし、どんなに優秀な紫外線吸収剤でも、
飽和状態になると効果が期待できません。
そのために、"塗りなおし"が必要になります。
そのタイミングや方法については、
お買い求めになった日焼け止めに
かならず説明されています。
使用前に必ず読み、それに従いましょう。
また、紫外線は上からだけではありません。
水面から、ガラスや鏡から。
路面からも反射してきます。
紫外線カット効果のある日傘や服を
併用するなどして対策を万全にしましょう。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁
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