コスメと栄養

コスメの広告宣伝に、"栄養"という言葉は
NGワードです。

そのため、大手コスメメーカーには
栄養クリームという呼び名はありません。

普通に、ブランド名や販売届承認済みの
言葉+クリームです。

また、ホントウに栄養があるのなら
お肌も極端な変化を起こすはずですね。

このように、"薬のような変化を与える"
という誤認を避けるため"栄養"という
言葉を使わないのです。

代わりに、"効果成分"とか"美容成分"他、
柔らかい表現を使われています。

※コスメは、含まれている成分全体で使用感や効果を
  発揮するため、有効成分という言葉は使いません。

しかし、コスメの配合成分には
しっかりと・・・。

ビタミンA、B2、C、E他が
書かれていることもあります。

なんとなく・・・ビタミンですから、
お肌に効きそうですね。

それでは、各ビタミンどのような
働きなのでしょうか?

少しわかりずらいのが、
ビタミンAとかビタミンC他は
広告やコスメの外箱他には書かれていますが
容器には別名で表記されています。

【ビタミンA】

・配合成分表記
  レチノール

・効果・効用が期待できること
  お肌の弾力、シワ改善

【ビタミンB群】

・配合成分表記
  無記名

・効果・効用が期待できること
  ニキビの緩和

【ビタミンC】

・配合成分表記
  アスコルビン酸K

・効果・効用が期待できること
  美白

【ビタミンE】

・配合成分表記
  トコフェロール各種

 ※代表的なのは、アルガンオイルの
   アルガニアスピノサ核油。

・効果・効用が期待できること
  保湿・抗老化

【ビタミンK】

・配合成分表記
  無記名

・効果・効用が期待できること

 赤ら顔緩和や目元のクマ改善(血行促進)

 ※天然植物由来のビタミンK様作用成分の
   場合もあります。

このように、わかりずらいのですが
お使いのコスメにはいずれかが
配合されていることが少なくありません。

ご確認してみてくださいね。

渡会治仁【文章】お化粧コンサルタント メイクアップアーティスト 渡会治仁

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