お肌へのダメージをなくすには

お肌にあった、
良質なスキンケアコスメを
使われること・・・。

これは、"スキンケアの基本"であり
皆さん、その出会いを求めています。

しかし、コスメは手やコットンを使い
お肌に接触します。

この、"スキンタッチ"自体が
お肌にダメージを
与えてしまうことも・・・。

例えば・・・パウダーファンデーションを塗る時、
スポンジが何回くらい肌に触れているか
数えたことはありますか?

プロがメイクをする時、スポンジを動かす
回数は約30回程度。

スポンジがお肌に触れる回数が
増えれば増えるほど
お肌に負担をかけることになります。

例えば、1回のベースメイクで100回スポンジを
叩き込んでいるなら、365日で36500回もお肌に
鞭を打っているようなもの。

これは、ベースメイクだけでなく、
アイカラー、ビューラーやマスカラなどの、
ポイントメイクでも同じことが言えます。

擦ったり、押し込んだりする
メイクアップやスキンケアは、
お肌やお顔の各部を毎日少しずつ
傷めているようなもの。

最近のコスメは過剰に叩き込まなくても
お肌に密着してくれるものが多いので、
強いチカラで何回も叩き込んでいる人は、
塗り方を見直してみましょう。

お肌をいたわる大切なこと・・・。

それは、スキンタッチの心構えや
ちょっとした工夫で解決できます♪

お肌に触れる加減や回数。

昨今のコスメは
"擦る""押し込む"とは
ほとんど無縁です♪

お肌にのせるだけで、
ぐんぐん浸透していくのが
当たり前の処方です。

とはいえ、"お肌に触れている"
ことには変わりありません。

ちょっとした"意識"で、
お肌に触れる回数を減らし
ダメージを最低限に。

スキンケアやメイクアップの
"隠れマナー"。

ご参考にしてくださいね♪

【Point 1】平静な時の心拍リズムにあわせて手を動かす

気持ちがイライラしている時や、
焦っている時は、心拍数も乱れがち。

鼓動に合わせて、無意識に何度も
ファンデーションを塗り込んでしまう
傾向があります。

朝寝坊をしてしまい、焦ってベースメイクをして、
「しまった!失敗した!」なんて経験がある人は、
深呼吸をして気持ちを落ち着かせてから
メイクにとりかかりましょう。

【Point 2】手のチカラを抜いて少しだけ指を開く

スポンジを持つ手にチカラが入っていると、
お肌に負担がかかります。

指に間隔を少し作り、
卵を持つような形でスポンジを持つと、
手のチカラがほどよく抜け、
肌へのダメージが減ります。

ファンデーションを塗る時に
意識しながら塗ってみてくださいね。

【Point 3】手を大きく動かす

手を小さく動かすということは、
それだけコマメにスポンジを
動かすということ。

お肌にタッチする回数が必然的に
増えてしまいます。

スポンジを肌にのせたらスーッと
のばすように大きく手を動かしましょう。

【Point 4】意識して肌に触れる回数を減らす

必要以上にお肌に触れている
ということはありませんか?

ベースメイクを施す時は、
スキンタッチは必要最低限にとどめ、
普段の生活の時でも意識をして
お肌に触れる機会を減らしましょう。

【Point 5】プロのスキンタッチを経験してみる

成人式や結婚式など、
特別なイベントがなければ、
プロにメイクしてもらうことは少ないかもしれません。

こんな時は絶好のチャンス!

プロのメイクアップアーティストに
実際にメイクしてもらうことで、
“感覚”でお肌へのタッチの仕方が見えてきます。

積極的にプロのメイクを体験することで、
あなた自身のメイク技術が格段にアップします。

【Point 6】お肌にコスメを浸透させるイメージでスキンケアをする

いくらキレイにファンデーションを塗っても、
スキンケアの時点でお肌のキメが整っていなければ、
メイクも決まりません。

化粧水や乳液などのコスメを、
お肌に浸透させるようなイメージで使いましょう。

メイクアップだけでなく、
スキンケアでもお肌へのタッチの仕方を
意識してみてください。

ファンデーションは、
できるだけ少ない回数でお肌にのせることで、
負担を最小限にすることができます。

パウダーファンデーションに限らず、
リキッドやクリームタイプの場合も同じです。

手のチカラを抜き、スポンジが
お肌に触れる回数を意識して減らしてみてください。

毎日のメイクアップやスキンケアの中で、
"お肌を優しくいたわる"という意識が
自然と"お肌に触れる回数を減らす"
動作に連係します♪

いわゆる"雑"は、
細かにお肌に触れる回数も
チカラ加減も不均一で歓迎できません。

毎日だからこそ、"意識"
してみてくださいね♪

渡会治仁【文章】お化粧コンサルタント メイクアップアーティスト 渡会治仁

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