ファンデーションの新しい選び方

"パウダーファンデとリクィド、どっちがいい!?"は、
かって秋冬。

しかも、季節の変わり目によく聞かれたことですが
今やオールシーズンお好みで使われていますね。

それも、パウダーファンデ自体が
素晴らしく進化を遂げていること。

かっての、"ぱさぱさ仕上がり"や"お肌乾燥増長"は
低価格のパウダーファンデでも起こりません。

また、リクィド(リキッド)も最近、
BB系のファンデとの区別もつきずらい状況です。

さらに、クリームファンデまで・・・。

そのため、少し極端な分類をすると

・パウダーファンデーション
・リクィドファンデーション
・クリームファンデーション
・BB系ファンデーション

と、ファンデーションは5種類に分類してもいいでしょう。

特にBB系ファンデは、BBクリームの流行から定番化し、
"BB"という言葉先行でファンデーションでも製品化されました。

また、BB系のファンデは"オールインワン"でもあり、
スキンケア効果とファンデーション効果を併用している
ことが少なくありません。

そのような状況下、改めて
"新しいファンデーションの選び方"について考えて見ます。

まず、一般的に女性誌やコスメメーカーは、

リクィドタイプ
みずみずしさやしっとり感のある使い心地
シアー(透明感)な仕上がり

クリームタイプ
  カバー力が強く、マットな仕上がり

パウダータイプ
  軽く、さっぱりとした使い心地
ナチュラルな仕上がり

と、されていますが・・・。

リクィドとクリームは、その後に使われる
フェイスパウダー次第で仕上がり感が違います。

そのため、一概にファンデ別の仕上がり感を
決めることはできません。

実際、フェイスパウダーをつけた時点で、
"リクィドなのかクリームなのか"の違いは
でてこないのです。

また、それと同様にBB系のファンデも・・・。

では、"お肌への負担"は、どう評価されているでしょうか?

さらに、従来の"お肌にあわせてファンデを選ぶ"
は本当に適応するのでしょうか?

また、"お肌への負担"では
お肌への負担が少ないのはパウダーファンデ。

リクィドは、お肌との密着度が高いため、
パウダーに比べるとお肌への負担が大きいといわれます。

しかし、これは理論的な憶測であり
一概にお肌負担の多少を語れません。

"ご自身のお肌に合わせて選ぶ"では、肌質(肌性)を基準に。

普通・乾燥肌=保湿成分が入ったリクィド
オイリー肌 =使い心地が軽いパウダーファンデ

が一般的に説明されている方法です。

しかし、保湿成分が主であり、
使い心地が従来のファンデよりも軽い
BB系のファンデであれば、肌質を選ばないことになります。

このように、BB系のファンデ登場で
"従来のファンデの選び方"はしっくりこないようです。

そこで思い切って、
メイクアップベース(化粧下地)使用の有無で
ファンデを選びましょう。

つまり、従来のファンデ優先から
スキンケアの観点からの選び方です。

メイクアップベースをお持ち。
またお使いの方は、

・パウダーファンデーション
・クリームファンデーション
・リクィドファンデーション

※クリーム、リクィド(リキッド)は、
  各コスメメーカー表記に従います。

メイクアップベースをお持ちではなく、
また、使う予定のない場合

・BB系ファンデーション

また、お買い求めのファンデ能書に
"メイクアップベースご使用をおススメします"と
明記されない場合は、ノーメイクベースでお試しください。

立場上、心苦しい発言ですが、
"売れているコスメは、優先的に進歩する"のが
コスメ業界のセオリーです。

BB系ファンデは、現在その最先端です。

ご自身のファンデ選び。

その選択肢に、加えてみてはいかがでしょうか?

渡会治仁【文章】お化粧コンサルタント メイクアップアーティスト 渡会治仁

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