プロ技ベスト3

筆者が今まで、授業や講習会・講演でご提案された中、
受講者様が驚かれていたベスト3です。

"プロだから、一般の方と違う使い方をしている"のではなく、
女性誌やビューティーブログ他でも公開されている
ことばかりです・・・。

それを、実際観たり、ご自身で試用されると
驚かれるのですね。

簡単そうなことだからこそ、自己流になりがち。

字数の関係上、ダイジェストですが、
ぜひお試しくださいね♪

【3位】

各メイクブラシの動かす方向です。

アイカラーブラシとチークブラシを動かす方向が、
全く逆なんです。

アイカラーは、目尻から目頭に向けて。

目頭側から目尻側に向けてブラシを動かすと
アイカラーを付ける範囲より広がってしまいます。

もちろん、その目的なら結構ですが
あくまでアイカラーの基本で仕上げるのならば
目尻側という最終点よりアイカラーをつけます。

その結果、目尻側は濃く、目頭側は薄くという
グラデーション(色の濃淡)も簡単にできます。

これは、アイカラーブラシだけでなく
チップも同様です♪

また、上瞼だけではなく下瞼も同様。

つける方向が違うだけで、仕上がりが
よりナチュラルに。

これが、メイクアップアーティストの
技術と経験です。

では、チークカラー(パウダータイプ)は・・・。

チークカラーは、

・お顔の正面に、円を描くようにつける方
・フェイスライン(お顔の輪郭)から内側につける方
・お顔の内側から、外に広げる方

このように、ご自身にとってやりやすい方向に
チークカラーをつけてらっしゃいますね。

もちろん、チークカラーには厳密なルールが
ありませんから色加減や強くお肌に擦りつけ
お肌を痛めなければ結構です♪

しかし、デリケートな色加減や
モデルさんに対するお肌への考慮から
プロの場合意外な付けかたをする時もあります。

それは、"頬骨の上から下に"という
頬の曲線に従い、幅の広いチークブラシで
一気につけるのです。

このため、頬の凹凸に従い、
ナチュラルに仕上がりやすい。

また、つける回数も極端に少ないので
お肌への負担を軽減しています。

このように、メイクアップブラシを
"使う方向・つける方向"だけで
メイクアップが違います♪

【2位】

フェイスパウダーの適正量。

驚かれるのは、ボクが使う
フェイスパウダーの量です。

どうも、"多くつけると白浮きする"という
先入観と適量(適正量)情報が極めて少ないからですね。

多分・・・1回にあたり、皆さんの
約2倍は使います。

当然、白浮きなしで、フェイスパウダーの存在すら
気がつかないです。

"ファンデのツヤ"が失った程度♪

フェイスパウダーをつけた後に、皆さんに触れて
もらいますが・・・"すべすべ"に驚かれられます。

フェイスパウダーは、少ないと
ファンデの油分を吸収するには不十分。

そのため、メイク崩れが早いのは
"つけるフェイスパウダーが少ない"
のも原因のひとつなのです。

一度、"フェイスパウダーを多くつける"
ということをお試しくださいね。

とってもわかりやすい結果がでます。

また、フェイスパウダーを多くつけると
"お肌を乾燥させる"ということはありません。

【1位】

フック付きのパフが二面で使えること。

フックを小指にひっかけて、さっと裏返しに。

"パフが二面で使える"というプロ常識は、
意外と知られていないのを痛感しました。

また、パフは"広い面はそのままで"。

面積の狭い、瞼上下や小鼻他では、
折りたたんで使うということも・・・。

つまり、使う場所の面積によって
"パフの柔らかさを利用し、隙間なく使う"
のがパフの正しい使い方なのです♪

フェイスパウダーは、パフを使います。

パフの柔らかさを利用し、
お顔全体をまんべんなく触れること。

そして、フェイスパウダーは
いつもより多めに。

お試しくださいね♪

渡会治仁【文章】お化粧コンサルタント メイクアップアーティスト 渡会治仁

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