女性誌やメイク本。
インターネットのメイク記事で、
普段聞きなれていない言葉を
目にしたこと・・・ありませんか?
メイクアップで使われる言葉は、
残念ながら統一されていないのと
"業界独自に使われている"という言葉も
散見します。
ちょっとした、豆知識ですので
ご参考程度に♪
●目の"くり"
もう今は使われることはありませんが、
キャリアある美容家がついつい
使ってしまうことも・・・。
古くは、アイホールのことを
"目のくり"と言われていました。
アイホールは眼窩(がんか)という、
眼球が収められている骨の位置のこと。
しかし解剖学的な眼窩と
メイクアップのいう眼窩=アイホールは
微妙に位置が違います。
それにしても・・・"くり"。
その当時は気にもしていませんでしたが、
なぜ"くり"というのか。
今だ謎は解明されていません。
●目の際(めのきわ)
これは、マツゲの生え際です。
"マツゲの生え際"を文字にすると
説明が必要なので"目の際"に
したのだと思います。
アイ・フレーム・ラインは、同義語です。
アイラインやアイカラー(アイシャドウ)の
付け方では、よくでてくる言葉です。
●眉丘骨(びきゅうこつ)
眉の下にある出っ張った骨。
いわゆる、ハイライトを
入れるところですが・・・。
美容独自の言葉のようで、
解剖学では使われていません。
眉丘骨のほか、"眉丘"や"眉下骨"とも
書かれる場合もありますが同義語です。
このように、専門家が普段使っている言葉は、
統一されていないので"独自に"使われている場面も
でてきてしまいます。
ご存知のように、
"メイクアップ""メーキャップ""メークアップ"。
残念ながら諸事情もあり、統一できないのが現状です。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁
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