パウダーファンデーションと
リクィドファンデーション、
どちらがいい!?
このご質問は、かって秋冬。
しかし、今やオールシーズン
お好みで使われています。
それも、パウダーファンデ自体が
素晴らしく進化を遂げていること。
かっての、"ぱさぱさ仕上がり"や"お肌乾燥増長"は
低価格のパウダーファンデでも起こりません。
また、リクィド(リキッド)も最近、
当テーマのBB系のファンデとの
区別もつきずらい進歩です。
さらに、クリームファンデをも・・・。
そのため、ファンデの新分類は、
・パウダーファンデーション
・リクィドファンデーション
・クリームファンデーション
・BB系ファンデーション
となります。
特にBB系ファンデは、BBクリームの
流行から定番化し、"BB"という言葉先行で
ファンデーションでも製品化されました。
また、BB系のファンデは"オールインワン"でもあり、
スキンケア効果とファンデーション効果を併用している
ことが少なくありません。
例:美容液・乳液・クリーム・日焼け止め・うす化粧下地
そのような状況下、改めて
"ファンデーションの選び方"について
考えて見る必要がありそうです。
一般的に女性誌やコスメメーカーは、
■リクィドタイプ
みずみずしさやしっとり感のある使い心地
シアー(透明感)な仕上がり
■クリームタイプ
カバー力が強く、マットな仕上がり
■パウダータイプ
軽く、さっぱりとした使い心地
ナチュラルな仕上がり
と、されています。
しかし、リクィドとクリームは、
その後に使われるフェイスパウダー次第で
仕上がり感が全く違います。
そのため、一概にファンデ別の仕上がり感を
決めることはできません。
また、最近のパウダーファンデも
パウダーをつけた他ファンデとの
違いはわかりません。
元をただせば、パウダーファンデは
"フェイスパウダー不要の仕上がり"が
原点です。
また、同様にBB系のファンデも・・・。
次に、"お肌への負担"は、
どう評価されているでしょうか?
お肌への負担が少ないのはパウダーファンデ。
リクィドは、お肌との密着度が高いため、
パウダーに比べるとお肌への負担が大きいといわれます。
しかし、これは理論的な憶測であり
一概にお肌負担の多少を語れません。
"ご自身のお肌に合わせて選ぶ"では、
肌質(肌性)を基準に。
普通・乾燥肌 = 保湿成分が入ったリクィド
オイリー肌 = 使い心地が軽いパウダーファンデ
が一般的に説明されている方法です。
しかし、保湿成分が主であり、
使い心地が従来のファンデよりも軽い
BB系のファンデであれば、
肌質を選ばないことになります。
このように、BB系のファンデ登場で
"従来のファンデの選び方"は
しっくりこないようです。
"売れているコスメは、優先的に進歩する"のが
コスメ業界のセオリーです。
BB系ファンデは、現在その最先端です。
また、うれしいことに、
価格も生活価格が主体です。
ますます、進歩が期待できる
ファンデーションは当面BB系ファンデーション
だと思います。
【文章】お化粧コンサルタント
メイクアップアーティスト 渡会治仁
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